サポーターインタビュー企画!ひろさんにインタビューしてみました♪

「安心感と居場所を与え一緒に成功も失敗もできるサポーターになりたい。」
本日は、教育や支援に関する豊富な知識と、人間味溢れる感性豊かなひろさんにインタビューしてきました(^^)/
1.まずは自己紹介をお願いします!
はじめまして、サポーターのひろです!
学生時代から教育学、特別支援教育を学び大学院卒業後も研究を行っています。専門は特別支援教育、障害の有無に関わらず個別のニーズのあるお子さんへの教育です。その中でも発達障害・知的障害については大学でその接し方や教授法を指導していました。
10年以上スイミングスクールでの指導も行っており、累計で1500人以上のお子さんと接し指導ているかと思います。
ボーイスカウトを長年続けており、最高位の富士章受賞、海外派遣も複数回経験しています。
2.Mirai.αの「サポーター」になろうと思ったきっかけは?
発達障害について調べると不登校との関連性が多く見られます。その中でこのような場が非常に重要な意味を持つことがわかり、自分にも何かできないか考えた結果サポーターになることを決めました。
3.提供する授業内容について教えてください!
学習はもちろんの他、多くのクラスを開講する予定です。
かなりたくさん行う予定ですので、詳しくはサポーター紹介ページをご覧いただけると幸いです。
4. Mirai.αでの活動に役立つ経験談がありましたらぜひ聞かせてください♪
たくさんあると思いますが最も大きいのは特別支援教育を学び研究していること、海外の教育現場を見ていること、多くのお子さんと接していることかと思います。
より詳しく言えば、一人ひとりのお子さんに合った方法を探り実行することができます。そしてそれは日本の通常学級で行うようなものだけはなく、特別支援教育において使用される方法や海外の方法を取り入れたものにできます。あとは、多趣味なところも挙げられるでしょう。
5.子どもたちにとってどんな「サポーター」になりたいですか?
安心感と居場所を与え一緒に成功も失敗もできるサポーター
6.最後に、不登校に悩む保護者の方や子供たちにメッセージをお願いします!
長くなってしまいますが…。
不登校は決して否定的なものではないと思います。特に海外ではそれをマイナスと考えていない国も少なくなく、イギリスやアメリカでは「ホームスクーリング」が広く認知されていることもその証拠であると言えます。アメリカのフリースクールではより主体的で多様な学び方が重視されており、公的支援が行われているスクールもあります。
教育で有名なフィンランドではそもそも教育カリキュラム自体が一人ひとりに沿ったものが作成されるため、子どもが学校に合わせなければならないのではなく学校側が子供に合わせてくれるのです。日本のような詰め込み学習ではなく、とにかく楽しく人生を豊かにするための教育が行われているのも特徴です。
こんな経験がありました。日本では椅子に座って机に向かって先生の方を見て話を聴くことが求められています。しかしフィンランドの私が行った学校では寝そべっていても、ソファに座っていても、床にそのまま座っていても、中には机の下にいる子だっていましたが何ら問題はありません。それはその個人の「選択」なのです。
実際に校長先生に「これはいいの?日本では絶対ダメだって言われるよ。」と聞いたところ「だってこれが子どもの『選択』、つまりその子にとって学びやすい形で環境なんだよ。どうして僕たちがそれをダメだって言うんだい?その『選択』ができるような環境を整えてあげるのが学校そして僕たちの仕事なんだ。」と言われました。
ここからも子どもが自分の学びやすい形を「選択」できることがわかると思います。
今やオンラインも普及しており今後より学び方が多様化し「選択」ができるようになるのではないかと考えています。
協調性等は学校の集団で学ぶかもしれません。しかし、個性を育むことは難しく逆に個性が埋もれてしまい本来の自分を出すことが難しいのが今の学校だと思います。
ここは自分で「選択」した学び、楽しみ方ができる場所であり、自分を出せる場所。
お子さんが学びたい来たいと思えるような環境を整備し提供したいと考えています。
私自身は不登校ではありませんでしたが、学校の授業がつまらないと感じており時間があれば授業中でも隙を見つけては本を読んだり、自分の興味あることをずっと調べていました。
本を読めば言葉を学んだり漢字を読めるようになる。登場人物の心情を考えるようになる。歴史が好きであれば人の名前や流れを覚えたり、地図を見てその場所に興味を持ったりする。
もしかしたらそこから学校の学習に興味を持つこともあるでしょう。もっと広げれば将来につながる可能性だってあります。
このように好きを広げれば何かにつながります。
私たちと一緒に色んなことをしてみませんか?
子どもたちの個性を大事に育てることで、将来につながっていくものがあると、深く感じさせていただきました。
そんなひろさんだから、子どもたちが安心して懐に飛び込んでいける授業ができるんだなと改めて思います!
ひろさん、ありがとうございました!
運営事務局 広報担当