ギフテッドと不登校をテーマに対談しました! | お子さまの​「好き」と​「可能性」を​広げる予約制オンラインフリースクール|Mirai.α

コラム

ギフテッドと不登校をテーマに対談しました!

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ギフテッドの定義

「ギフテッド(Gifted)」とは、生まれつき(先天的)に平均よりも著しく高い知的能力や、特定の分野で突出した才能を持つ人を指す言葉です。その才能を「神様からの贈り物(Gift=ギフト)」と捉えたことに由来しています。

実は、ギフテッドには世界共通の唯一絶対な「医学的・公的定義」はありません。病気や障害の診断名ではないため、国や地域、研究機関によって定義や基準が異なります。

現在、世界や日本でどのように定義・分類されているのか、大きく3つの視点から解説します。

1. 客観的な目安としての「IQ 130以上」
欧米の教育機関や、高IQ団体(メンサなど)で歴史的に広く使われてきたのが、知能検査の数値による線引きです。

全般的な知能指数(IQ)が130以上(標準偏差15の場合)を一つの目安とすることが多い。

これは統計上、全人口の上位約2.3%(およそ40人学級に1人いるかいないか)の割合に相当します。

※ただし、近年は「IQテストだけでは測れない才能(芸術や独創性など)がこぼれ落ちてしまう」という批判から、数値だけで判断しない傾向が強まっています。

2. アメリカ連邦法による「多面的な定義」
ギフテッド教育の先進国であるアメリカ(初等中等教育法)では、知能だけでなく多面的な才能を定義に含めています。以下の分野で、同世代と比べて並外れた高い成果や潜在能力を持つ子どもとされています。

知性(全般的な理解力、記憶力の高さ)

創造性(斬新なアイデアを生み出す力)

芸術性(音楽、絵画、演劇などの才能)

リーダーシップ(集団を統率・先導する力)

特定の学問分野(数学や科学など、特定の教科における圧倒的な能力)

3. 日本における定義(文部科学省のスタンス)
日本においては、公式に「ギフテッド」という言葉を定義することはあえて避けています。その代わりに、文部科学省は「特定分野に特異な才能のある児童生徒」という表現を使っています。

IQなどの数値で一律に線引きをして子どもを分断しない。

「突出した才能」を持つ一方で、学校生活での「浮きこぼれ」や、不登校、生きづらさといった困難を抱えている子どもに対して、個別の指導や環境調整(支援)を行うための対象として捉えています。

 

【重要】単なる「秀才(勉強ができる子)」との違い
ギフテッドを定義する上で最も重要なのは、「塾などで先取り学習をして成績が良い子(秀才)」とは、脳の構造や気質そのものが根本的に異なるという点です。

ギフテッドに伴う代表的な「特性」

非同期発達(ひどうきはったつ): 「知能は大学生レベルなのに、精神面や手先の器用さは年齢相応(またはそれ以下)」というように、心身の発達がアンバランスな状態。

過度激動(OE): 前回の不登校の理由でも触れた、五感や感情、知的好奇心が人一倍激しく、敏感に働きすぎる特異な気質。

2E(Twice-Exceptional): 「突出した才能」と「発達障害(ASDやADHD、学習障害など)」を同時に併せ持っているタイプ。

つまり現在のギフテッドの定義は、単に「勉強ができる天才」という意味ではなく、「突出した能力と、それゆえのアンバランスさ(生きづらさ)を併せ持つ、生まれつきの特殊な認知特性・気質」として理解されることが一般的になっています。

YouTubeでは、ギフテッドの子供を育てるふたりの母親が、リアルな本音を公開しています!
音声だけでも聴けるようになっていますので、ぜひお楽しみください♪

動画はコチラ↓
https://youtu.be/2RULDfoZEiw

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